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代表挨拶 Message

皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当協同組合は1972年(昭和47年)に結成され、永年に渡り関東地区を中心に使用済みプラスチックのマテリアルリサイクル(原料リサイクル)を行っている中小企業の団体です。組合員の相互扶助の精神に基づき様々な事業を行い、またリサイクルを通して環境に貢献することを目指しております。

 近年、異常気象の顕著化で地球環境が問題になっておりますが、プラスチックは燃やすとその重量の約3倍強の二酸化炭素を発生します。プラスチックはその強靭性から繰返し再生できる素材ですので、仮に5回リサイクルして使用すると二酸化炭素の発生重量は燃やした時に比べ1/15に減ります。
 また、地球の限りある資源であります原油から作られますが、その大切な資源の消費量も1/5に減ります。

リサイクル率を上げることは地球環境の保護に繋がります。私たちはなるべく多くの使用済みプラスチックがリサイクルされるよう努めておりますが、世の中にはまだまだリサイクルされないで捨てられるプラスチックが沢山あります。リサイクル率向上のために、分別技術や物性改良技術の向上に取り組むと共に、エコキャップ運動や工場見学会などを通して、リサイクルの啓蒙活動を積極的に行っております。

 また、排出される温室効果ガスを二酸化炭素の数値で表示(見える化)することで排出量削減の推進を目的とした、カーボンフットプリント(CFP)プログラムにも参加しております。本年7月には、日本で初めてリサイクル原料の団体平均値としてCFP認証を頂きました。

 私たちは環境ビジネスに携わる者として、未来の子供たちに美しい地球を残すことを使命と考えます。これからも組合員一同連携を深め、一丸となり取り組んで参りますので、ご理解ご支援賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

関東プラスチックリサイクル協同組合
理事長 石塚勝一